研究課題/領域番号 |
24791610
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
麻酔・蘇生学
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研究機関 | 横浜市立大学 |
研究代表者 |
宮崎 智之 横浜市立大学, 医学部, 助教 (30580724)
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研究協力者 |
紙谷 義孝 新潟大学, 医学部, 講師 (90381491)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2013年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2012年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 疼痛 / pCREB / 電気生理 / 脊髄 / 神経可塑性 |
研究概要 |
SNL術後早期に、脊髄後角第II層においてpCREBの一時的な低下が生じ、7日目以降正常化する。この変化を調べるため、GAD67-GFPマウスを使用して解析を行ったところ、有意差は認めなかったものの、抑制性神経に強くpCREBの発現を認めた。この現象はCCIモデルでも同様に確認された。このことから、SNL術後早期には、抑制性の神経細胞の活動性が低下することで、興奮性細胞の相対的な活性化が生じ、その結果疼痛閾値が低下するのではないかと推察された。その後、in vivoパッチを立ち上げることに成功し、マウス右後肢を筆で刺激することによってEPSCが増強する範囲を記録した。
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