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敗血症の経時的変化に対するカリウムチャネル阻害作用を有する鎮痛薬の効果

研究課題

研究課題/領域番号 24791621
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 麻酔・蘇生学
研究機関和歌山県立医科大学

研究代表者

丹下 和晃  和歌山県立医科大学, 医学部, 助教 (70405471)

研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2015-03-31
研究課題ステータス 中途終了 (2014年度)
配分額 *注記
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2014年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2013年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2012年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
キーワードトラマール / 敗血症 / フローサイトメトリー / トラマドール
研究実績の概要

敗血症における低血圧は、体血管のアデノシン三リン酸感受性カリウム(KATP)チャネルの活性化や過剰発現によって引き起こされる。また、トラマドールはKATPチャネルを介する血管拡張反応を阻害する作用を有するとされる。よって今回我々は、トラマドールが敗
血症による血管拡張反応を抑制し、さらには炎症性サイトカインの産生を抑制するという仮説を立て、敗血症モデルラットを用い検討することを目的とした。
方法として,まず、CLP敗血症モデルラットにおけるモルヒネおよびトラマドールの循環動態に対する影響を検討することを目標とした。
Wistar雄性ラットをハロセン麻酔下およびトラマドール(0.03-0.3mg/kg)あるいはモルヒネ(0.3-3mg/kg)腹腔内投与下に開腹し、CLPを施行するCLP群と盲腸をmanupirationするコントロール群を作成し、閉腹する。モルヒネあるいはトラマドールは3時間おきに同量の投与を繰り返す。開腹手術後、6時間、12時間、24時間、48時間で動脈血採血とノルエピネフリン(1µg/kg)を行い血圧変化を記録する。途中で死亡した場合は、経過時間を記録する。採取した血液は、フローサイトメトリー法(BDTM Cytometric Beads Array)を用いて、インターフェロン(IFN)γ、インターロイキン(IL)-1α、IL-4、IL-6、IL-10、およびTNFを測定して各群間で比較し、敗血症モデルの確立、および敗血症に及ぼすモルヒネとトラマドールの作用を検証するつもりであった。
しかし、今年度は、方法論の中心となるフローサイトメトリー法の結果に、非常にばらつきがあった。

報告書

(3件)
  • 2014 実績報告書
  • 2013 実施状況報告書
  • 2012 実施状況報告書

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公開日: 2013-05-31   更新日: 2019-07-29  

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