根治的腎摘除後の腎機能予測モデルの構築および外部検証

• 研究課題/領域番号: 24791637
• 研究種目: 若手研究(B)
• 配分区分: 基金
• 研究分野: 泌尿器科学
• 研究機関: 東京医科歯科大学
• 研究代表者: 横山 みなと 東京医科歯科大学, 医学部附属病院, 非常勤講師 (30401384)
• 研究期間 (年度): 2012-04-01 – 2014-03-31
• 研究課題ステータス: 完了 (2013年度)
• 配分額: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円); 2013年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円); 2012年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
• キーワード: 腎癌 / 根治的腎摘除 / 腎機能 / 慢性腎臓病 / 予測モデル / ノモグラム

研究概要

本研究では、腎癌の臨床診断のもとに根治的腎摘除を受けた症例のうち転移や腎機能の指標である推定糸球体濾過量が60 ml/min/1.73 m2未満と定義される慢性腎臓病がなく3年以上経過を観察した209例で、根治的腎摘除後3年の時点での腎機能に影響を与える予測因子を同定し、慢性腎臓病の発生を予測するノモグラム、および推定糸球体濾過量を予測する式を作成し、外部コホートの144例を用いて外部検証を行った。本研究により構築された予測モデルは、腎癌患者における根治的腎摘除後の腎機能を比較的正確に予測できるため、最適な治療方針の選択に有用と考えられる。

研究成果

• [雑誌論文] Renal function after radical nephrectomy: Development and validation of predictive models in Japanese patients (2014)
  • 著者名/発表者名: Minato Yokoyama, Yasuhisa Fujii, Hideki Takeshita, Naoko Kawamura, Takayuki Nakayama, Yasumasa Iimura, Mizuaki Sakura, Junichiro Ishioka, Kazutaka Saito, Fumitaka Koga, Hitoshi Masuda, Akira Noro, Chizuru Arisawa, Satoshi Kitahara, Kazunori Kihara
  • 雑誌名: International Journal of Urology 巻: 21 号: 3 ページ: 238
  • DOI: 10.1111/iju.12277
  • 査読あり
• [学会発表] Development and validation of predictive models for renal function after radical nephrectomy (2012)
  • 著者名/発表者名: Minato Yokoyama, et al
  • 学会等名: 2012 American Urological Association annual meeting
  • 発表場所: Atlanta, GA, USA
  • 年月日: 2012-05-12
• [学会発表] 根治的腎摘除後の腎機能予測モデルの作成および外部検証 (2012)
  • 著者名/発表者名: 横山 みなと, ほか
  • 学会等名: 第100回日本泌尿器科学会総会
  • 発表場所: 横浜
  • 年月日: 2012-04-21