研究課題/領域番号 |
24791665
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
泌尿器科学
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研究機関 | 名古屋市立大学 |
研究代表者 |
濱川 隆 名古屋市立大学, 医学(系)研究科(研究院), 臨床研究医 (40595394)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2013年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2012年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 前立腺肥大症 / 炎症 / IL-18 / TSP-1 |
研究成果の概要 |
前立腺肥大症(BPH)の発症に慢性炎症の関与が示唆されている。我々は以前、間質優位な新規BPHモデルラットを用いて、IL-18の発現がBPHで亢進することを見いだした。BPH発症におけるIL-18の機能解析をするため、本研究を行った。モデルラット、ヒトのBPH組織の上皮にIL-18が、ヒト前立腺平滑筋にIL-18受容体が発現していた。ヒト正常前立腺平滑筋細胞へのIL-18投与で、TSP-1の発現が増加し、ヒト正常前立腺間質細胞へのTSP-1投与で、その増殖能が亢進した。以上のことから腺上皮で発現したIL-18 が平滑筋細胞に作用し、TSP-1の産生を介して前立腺間質の過形成を促すと考えられた。
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