卵巣明細胞腺癌の発生機序の解明と予後の検討

• 研究課題/領域番号: 24791683
• 研究種目: 若手研究(B)
• 配分区分: 基金
• 研究分野: 産婦人科学
• 研究機関: 千葉大学
• 研究代表者: 錦見 恭子 千葉大学, 医学部附属病院, 助教 (00536302)
• 研究期間 (年度): 2012-04-01 – 2014-03-31
• 研究課題ステータス: 完了 (2013年度)
• 配分額: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円); 2013年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円); 2012年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
• キーワード: 婦人科腫瘍学 / 卵巣明細胞腺癌

研究概要

卵巣clear cell adenocarcinoma(CCA)の発生には、endometriosisから発生する機序と、adenofibromaから発生する機序が考えられている。Adenofibromaに関連したCCAとendometriosisに関連したCCAにおいて、ARID1A遺伝子をencodeするBAF250aの発現の違いを検討したところ、adenofibromaに関連したCCAには有意にBAF250aの発現低下がみられなかった。

研究成果

• [雑誌論文] III, IV 期進行卵巣がんに対する治療戦略 進行卵巣がんに対する治療戦略 PDSと IDS (2013)
  • 著者名/発表者名: 楯 真一, 錦見 恭子, 山本 憲子, 植原貴史, 碓井 宏和, 三橋 暁, 生水 真紀夫, 加藤 一喜
  • 雑誌名: 日本婦人科腫瘍学会雑誌 巻: 31巻 ページ: 114-119
• [学会発表] 上皮性卵巣癌 T2・T3a/b 期の手術療法 (2013)
  • 著者名/発表者名: 錦見 恭子, 楯 真一, 加藤 一喜, 山本 憲子, 植原 貴史, 碓井 宏和, 三橋暁, 生水 真紀夫
  • 学会等名: 第54回日本婦人科腫瘍学会
  • 発表場所: 東京
• [学会発表] 卵巣明細胞腺癌と内頸部型粘液性境界悪性腫瘍における嚢胞壁結節の所見 (2013)
  • 著者名/発表者名: 林田弘美, 楯真一, 山本憲子, 錦見恭子, 碓井宏和, 三橋暁, 岩本雅美, 清川貴子, 生水真紀夫
  • 学会等名: 第54回日本婦人科腫瘍学会
  • 発表場所: 東京
• [学会発表] BAF250a (ARID1A) Expression in Ovarian Clear Cell Adenocarcinoma with an Adenofibromatous Component (2013)
  • 著者名/発表者名: Kyoko Nishikimi, Takako Kiyokawa, Masami Iwamoto, Shinichi Tate, Takashi Kisimoto, Kazunori Fugo, Makio Shozu
  • 学会等名: United States & Canadian Academy of Pathology 102nd Annual Meeting
  • 発表場所: Baltimore, USA
• [学会発表] Adenofibromaを伴う卵巣明細胞腺癌におけるBAF250a(ARID1A)の発現 (2013)
  • 著者名/発表者名: 錦見 恭子, 楯 真一, 清川 貴子, 岩本 雅美, 山本 憲子, 植原 貴史, 碓井 宏和, 三橋 暁, 生水 真紀夫
  • 学会等名: 第65回日本産科婦人科学会
  • 発表場所: 札幌
• [学会発表] BAF250a (ARID1A) Expression in Ovarian Clear Cell Adenocarcinoma with an Adenofibromatous Component (2013)
  • 著者名/発表者名: Kyoko Nishikimi
  • 学会等名: United States and Canadian Academy of Pathology
  • 発表場所: Baltimore, USA
• [学会発表] Adenofibroma を伴う卵巣明細胞腺癌における BAF250a(ARID1A)の発現 (2012)
  • 著者名/発表者名: 錦見 恭子, 楯 真一, 清川 貴子, 平敷好一郎, 海野 洋一, 伊澤 美彦, 田中尚武, 真田 道夫, 岩崎 秀昭, 山本 憲子, 松井 英雄, 松本 玲子, 佐久間 有加, 遠藤 信夫, 河原井 麗正, 神山 正明, 嘉藤 貴子, 河田 誠, 黒田 香織, 岡嶋 祐子, 生水 真紀夫
  • 学会等名: 第64回日本産科婦人科学会
  • 発表場所: 神戸