研究課題
若手研究(B)
マイクロアレイにて癒着胎盤における高発現遺伝子ADAM8、カテプシンL、カテプシンS、MMP19、ADAM2を抽出。臨床検体でのRT-PCRではいずれも癒着部絨毛にて2-3倍の発現亢進を認めた。病理標本を用いた免疫染色による検討では非癒着部と癒着部の比較にてADAM28、MMP19、カテプシン Sでは有意差を認めず、カテプシンLでは胎盤絨毛、EVT共に癒着部で有意に強発現していた。ELISAにより血清カテプシンL濃度を正常妊娠、前置非癒着胎盤、前置癒着胎盤で比較したところ癒着胎盤で有意に高値を示した。以上、癒着胎盤の絨毛浸潤にカテプシンLの関与が示唆され、血清マーカーとしての可能性が示された。
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