研究課題
若手研究(B)
嗅覚情報は左右嗅上皮で別々に受け取られ、高次中枢で統合される。しかし、その統合様式の意義は不明である。同側嗅上皮(記録側)から興奮性入力を受け取り、対側嗅上皮からは抑制性入力を受け取る細胞群は、前嗅核吻外側領域に局在していた。この特性は、音源定位機能に関わる聴覚系の外側上オリーブ核細胞の応答特性に似ていた。前嗅核細胞は、左右嗅上皮からの匂い入力の差分を検出し、匂い源の同定に関わると予想される。
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Neuron
巻: 77 号: 6 ページ: 1122-1135
10.1016/j.neuron.2013.01.022