研究課題/領域番号 |
24791760
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
耳鼻咽喉科学
|
研究機関 | 金沢大学 |
研究代表者 |
中西 清香 金沢大学, 大学病院, 医員 (40532180)
|
研究協力者 |
兼田 美紗子
|
研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
|
配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2012年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
|
キーワード | IgG4関連疾患 / 嗅覚障害 / モデルマウス / IgG4関連疾患 / 嗅覚 / 慢性硬化性顎下腺炎 / EBウイルス |
研究成果の概要 |
今回我々は、IgG4関連疾患患者における耳鼻咽喉科領域の新たな臨床像、嗅覚障害の全貌を明らかにすること、またその背景因子について検討すること、さらにモデルマウスにおいてその実態を検討することを目的として研究を行った。IgG4関連疾患患者に嗅覚検査を施行したところ一般的な成人に対し、非常に高い割合で嗅覚障害を認めた。その背景因子については、アレルギー性鼻炎、副鼻腔炎、病変の多寡にはよらなかった。また、モデルマウスにおいても嗅覚障害が発現していることを行動実験によって証明した。マウスの嗅上皮は特異的な変化は見られず、ターンオーバーの障害が原因と考えられた。今後は上流の調節機構の解明が必要である。
|