研究課題
若手研究(B)
頭頸部癌は、放射線・抗癌剤治療を行っても経年と共に再発・転移が生じるものも少なくない。これらの予後を改善する為には、治療抵抗性に関するマーカーの検索が重要である。近年癌発生において癌幹細胞理論が提唱されている。また、癌幹細胞は癌の発生のみならず、治療抵抗性にも重要な要因である事が多数報告されている。今回の研究において、我々は頭頸部癌の治療抵抗性や癌幹細胞の新規マーカー検索を目的とした。抗体アレイや、抗癌剤耐性細胞株の使用などにより、CD10が頭頸部癌における治療抵抗性や癌幹細胞の新規マーカーである事を示した。この結果はBritish Journal of Cancer誌に投稿し受理された。
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British Journal of Cancer
巻: (in press)