研究課題/領域番号 |
24791799
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
耳鼻咽喉科学
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研究機関 | 島根大学 (2014-2015) 奈良県立医科大学 (2012-2013) |
研究代表者 |
下倉 良太 島根大学, 総合理工学研究科(研究院), 助教 (90455428)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2012年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 実験系心理学 / 解析・評価 / 電子デバイス・機器 / 医療・福祉 |
研究成果の概要 |
本研究は、両耳装用型軟骨伝導補聴器の実用化を目指し、軟骨伝導音による両耳聴効果(方向定位・騒音下での語音明瞭度改善)を評価し、試作機に改良を加えることを目的とする。方向定位実験では、気導音と軟骨伝導音の方向定位精度は同程度であった。また騒音下語音明瞭度実験では、軟骨伝導音の明瞭度が気導音を下回った。これは軟骨伝導音の低音域エネルギーの不足が原因として考えられる。そこで従来の圧電型から新しい電磁型に振動子を改良し、低音域の増幅を図った。その結果、改良した軟骨伝導補聴器は、「人混みの中でも聞き取れる」と難聴者に評価された。
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