研究課題/領域番号 |
24791812
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
耳鼻咽喉科学
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研究機関 | 東京慈恵会医科大学 |
研究代表者 |
大櫛 哲史 東京慈恵会医科大学, 医学部, 講師 (50317939)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2012年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 医療 / 鼻科学 / 慢性副鼻腔炎 / 骨免疫応答 / 骨応答 / 粘膜 / 骨膜 / 術後性上顎嚢胞 |
研究概要 |
慢性副鼻腔炎と嚢胞疾患は薬物療法と手術の発展により良好な治療効果が得られるようになってきた一方で、近年治療抵抗性を示す難治性も認められる。因子の一つとして考えられる慢性副鼻腔炎や嚢胞疾患における骨組織と粘膜との相互作用(免疫応答)について検討を行った。 慢性副鼻腔炎症例において骨病変を認める症例が相当数認められ、特に術後再手術例において多く認められた。歯性上顎洞炎などの症例ではほとんどの症例に骨病変を認め、術後画像的な所見が残存した。術後性上顎嚢胞において骨肥厚と治療成績との関連性が認められた。骨病変と粘膜は何らかの形で影響を及ぼしていることが推測された。
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