研究課題
若手研究(B)
外傷や裂孔原性網膜剥離術後に続発する増殖硝子体網膜症は眼内に著名な増殖膜を認め、失明に至る視力予後不良の疾患である。硝子体中に含まれる様々なサイトカインや増殖因子が網膜色素上皮細胞の脱分化や増殖に関与することが報告されているが、硝子体と網膜色素上皮細胞の関係はいまだ不明な点が多い。今回の研究において、機械的刺激を受けた培養網膜色素上皮細胞において、TGF-Smadシグナル経路が活性化されることに加え、硝子体刺激によってp38 MAPKシグナルが活性化し、増殖シグナルに関与することがわかった。
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