研究課題
若手研究(B)
膠様滴状角膜ジストロフィ(GDLD)の責任遺伝子であるTACSTD2はクローディン1、7と直接結合するが、TACSTD2のどの細胞外ドメインを欠失させても結合が阻害され、膜貫通ドメイン内にあるAxxxGモチーフをアミノ酸置換させると結合が脆弱になった。さらにGDLD角膜では、やや発現量が低下しているものの角膜表層上皮にTJP1の発現を認め、またGDLD患者から樹立した不死化角膜、結膜上皮細胞についても、細胞境界にTJP1、occludinの発現を認め、低いバリア機能を持っていることがわかった。この結果から、GDLD角膜では低いレベルでタイトジャンクションが形成されていることが示唆された。
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Invest Ophthalmol Vis Sci.
巻: 8 号: 8 ページ: 5701-11
10.1167/iovs.12-11043