研究課題/領域番号 |
24791890
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
小児外科学
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研究機関 | 慶應義塾大学 |
研究代表者 |
藤村 匠 慶應義塾大学, 医学部, 助教 (80573443)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2014年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2013年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2012年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | 再生医療 / 神経堤細胞 / 小児難治性疾患 / 腸管運動不全 / 細胞移植治療 / ヒルシュスプルング病 / 幹細胞 / 幹細胞移植 |
研究成果の概要 |
腸管神経節細胞の欠失が本態と言われるヒルシュスプルング病(HSCR)は無神経節腸管が長いために手術でも十分な機能改善を得られない場合がある。これらの病態に対する新規治療開発手術治療として、腸管神経の起源である神経堤細胞を用いた細胞移植治療の有用性を検討した。マウス腸管由来神経堤幹細胞を薬剤性HSCRモデルへ移植し、8週間に渡って移植細胞が生存していることを発光を利用した観察で証明した。移植細胞は移植腸管内で神経、グリアのマーカーを発現していた。さらに腸管内残便量と体重増加率を用いた機能評価で消化管機能改善傾向を認めた。神経堤細胞移植治療がHSCRの新規治療戦略の一つになりうると思われた。
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