研究課題
若手研究(B)
外傷性脊髄損傷モデルラットに対する脂肪組織由来幹細胞(ASCs)の経静脈的な移植による治療のメカニズムについて検討したところ、移植後早期に生存シグナルを活性化し、それは同時期に脊髄内で増加が認められた好中球走化性因子を介している可能性が示された。また、移植後の細胞動態は、損傷により影響を受け、より組織への移行性が高まる可能性が示唆された。一方、臨床研究の需要ニーズに応じられるよう凍結脂肪組織からのASCsの単離・培養を試みたところ、少なくとも凍結後6ヶ月経過したラット脂肪組織からでもASCsが得られた。また、増殖能ならびに分化能は保持されており、研究利用も可能であること示された。
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