研究課題/領域番号 |
24791941
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
救急医学
|
研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
島崎 淳也 大阪大学, 医学(系)研究科(研究院), 研究員 (40528767)
|
研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
|
配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2013年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2012年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
|
キーワード | クラッシュ症候群 / 全身性炎症反応症候群 / RAGE / HMGB1 / DAMPs |
研究概要 |
クラッシュ症候群が全身性炎症反応症候群(SIRS)から臓器不全に至るメカニズムは不明である。我々はRAGEに注目した。 ①クラッシュ症候群ラットモデルにおいて、抗RAGE抗体を投与することにより、炎症性サイトカインの低下がみられ生存率の向上がみられた。②実際のSIRS患者において、可溶性RAGEは正常よりも上昇しており、血清HMGB1や急性期DICスコアとの相関関係がみられた。可溶性RAGEは細胞におけるRAGEの発現を反映するといわれ、SIRS患者においてRAGEの発現上昇が示唆された。 以上から、クラッシュ症候群やSIRS病態において、RAGEを制御することが病態改善につながる可能性がある。
|