研究課題
若手研究(B)
心肺補助装置使用時に、血小板機能低下のため止血凝固能傷害に悩まされる。我々は血小機能低下の原因となる血小板内Bax上昇とGlycoprotein Ib低下に個人差があり、その原因として血小板内microRNA発現の程度と相関があるとの仮説の元、実験を行った。In Vitro系での実験結果を元に心臓手術予定患者を対象に臨床研究を施行した。周術期に採血した血液より血小板のRNAを生成後microRNAの発現を定量解析して、心肺補助装置使用による血小板機能低下、血小板数低下及び周術期の出血量、輸血量と相関関係を調べた。Baxを標的遺伝子とするmiR-886-5pがこれらの現象と強い相関関係があった。
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