研究課題/領域番号 |
24791979
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
機能系基礎歯科学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
林 良憲 九州大学, 歯学研究科(研究院), 助教 (80582717)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2014年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2013年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2012年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | ミクログリア / BKチャネル / モルヒネ / 痛覚過敏 / 疼痛過敏 / 国際情報交換 |
研究成果の概要 |
オピオイドの頻用によって生じる疼痛過敏がミクログリアに発現するBKチャネルに起因する事が明らかとなった。これらのBKチャネルの活性化はμ受容体を介したアラキドン酸合成が促進される事で引き起こされており、直接チャネルを開口していた。BKチャネルの役割を解析した結果、疼痛に重要とされるP2X4受容体の膜輸送への関与が認められた。更にミクログリアでBKチャネルの欠損した動物ではオピオイドの頻用により生じる疼痛過敏は認められなかった。これらの知見によりBKチャネル阻害剤のオピオイドの補助薬としての開発の可能性が期待できる。
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