研究課題/領域番号 |
24792010
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
病態科学系歯学・歯科放射線学
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研究機関 | 日本大学 |
研究代表者 |
CUENO Marni 日本大学, 歯学部, ポスト・ドクトラル・フェロー (20569967)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2013年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2012年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | インフルエンザウイルス / ヘマグルチニン / N-glycosylation / glycosylation sequons / H1N1 / 2013 H7N9 / Hemagglutinin / Influenza / OGS / salt bridge / HA / インフルエンザ |
研究概要 |
インフルエンザウイルスのHAの構造、およびその糖鎖修飾に関しては不明な点が多い。本研究では、構造計算科学の手法を駆使し、隣接する2個のアスパラギン残基(N1452-N1462)がHA2鎖の根本部分に保存されていることを見出した。また、HA2の 882部位のアミノ酸残基の方向が、HA1の受容体結合部位の構造に影響を及ぼすこと、H7N9ウイルスのアミノ酸残基とHA1との関連性も示すことができた。さらに、HAのN-glycosylationについても検討した後、植物にてHAキメラタンパクを作成すると共に、マウスを用いた実験でその免疫活性の確認を行い、新規ワクチン開発の基盤を提示することができた。
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