研究課題
若手研究(B)
下顎第1大臼歯1歯欠損の3ユニットブリッジの支台築造法の選択に関して検索するため,二次元光弾性実験により歯根および歯槽骨の応力解析を行った.支台築造法としてメタルコア,ファイバーポスト併用コンポジットレジンコアを,ブリッジ材料としてジルコニアを選択し,歯槽骨,歯根,メタルコア,ファイバーポスト,レジンコア材のヤング率の比と同じになるように各材料を選択した.また,並行して歯槽骨モデルと同程度のヤング率をもつ材料を新たに検索する必要があったため,エポキシ樹脂の基材,硬化剤,軟化剤の比率を変え,ヤング率を調整した.歯頸部および根尖部の応力解析の結果,メタルコアとレジンコアで応力分布が異なっていた.