口腔癌におけるＥＣＭタンパクＤＰＴを中心とした転移抑制機構の解明

• 研究課題/領域番号: 24792174
• 研究種目: 若手研究(B)
• 配分区分: 基金
• 研究分野: 外科系歯学
• 研究機関: 筑波大学
• 研究代表者: 大和地 正信 筑波大学, 附属病院, 医員 (70451747)
• 研究期間 (年度): 2012-04-01 – 2015-03-31
• 研究課題ステータス: 完了 (2014年度)
• 配分額: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円); 2013年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円); 2012年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
• キーワード: Dermatopontin / microRNA / 口腔がん / 臨床腫瘍学

研究成果の概要

口腔がんでは, 細胞外基質に存在するタンパクDermatopontin(DPT)の発現が有意に低下し, がん細胞の転移と関連することが示されてきた. 今回, DPTの発現を調節するmicroRNAを選び出し, がんの転移の抑制につながるmicroRNAを探し出すことを試みた. その結果, 主なmicroRNAについて口腔がんで発現の変化のある数種類のmicroRNAを選び出したが, その中にDPTの発現を変化させるmicroRNAはみられなかった.