研究概要 |
本研究の目的はrhFGF-2によるラット顎骨延長モデルを用いた骨新生効果がゼラチンハイドロゲルのよってどのような効果があるかを評価することにある。28匹の雄ウィスターラットを5グループに分けた。①rhFGF-2単独(n=5),②コラーゲン単独(n=6),③コラーゲン+rhFGF-2 (n=6), ④ゼラチンハイドロゲル単独 (n=5), ⑤ゼラチンハイドロゲル+rhFGF-2 (n=6)。下顎骨は29日後に摘出。切片を作製した。グループ5がコラーゲンに比べて著明に皮質骨量や骨密度が上昇した。著明な新生骨量の増加が認められた。グループ5はまた、破骨細胞数の増加を認めた。
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