研究課題
若手研究(B)
免疫組織化学染色において口腔扁平上皮癌におけるClaudin-7陽性発現は、67症例中35症例であり、52.2%であった。臨床病理学的因子との関連では、腫瘍の大きさ、リンパ節転移と浸潤様式に逆相関を示した。また、さらに浸潤様式山本・小浜分類別に口腔扁平上皮癌細胞株を用いて、タンパク発現とmRNA発現をWestern blotting法とRT-PCR法にて検索すると、浸潤様式が最も高く浸潤・転移能が最も強い4D型では、他の浸潤様式に比べてClaudin-7発現は減弱していることが判明した。これらのことからClaudin-7は浸潤・転移に密接に関連し、発現現弱は予後不良因子であることが示唆された。
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