研究課題/領域番号 |
24792226
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
外科系歯学
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研究機関 | 徳島大学 |
研究代表者 |
青田 桂子 徳島大学, 大学病院, 助教 (70437391)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2013年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2012年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 口腔外科学一般 / ドライマウス / 唾液腺機能再生医療 |
研究概要 |
我々はTNF-αがmatrix metalloproteinase(MMP)-9を活性化させ、シェーグレン症候群(SS)患者の唾液腺腺房細胞の基底膜の分解をもたらす結果、腺房構造が破壊されることを報告している。本研究では抗TNF製剤エタネルセプトとアダリムマブを使用し、不死化ヒト唾液腺腺房細胞におけるTNF-α誘導MMP-9産生およびアポトーシスに及ぼす影響を調べた。その結果、エタネルセプトまたはアダリムマブ処理により、TNF-α誘導MMP-9産生の低下を認め、TNF-α誘導アポトーシスの抑制を認めた。以上より、抗TNF製剤はSSにおける唾液腺腺房構造の破壊を阻止する可能性が示唆された。
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