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歯胚発生過程における自然免疫関連分子群の発現と機能解析

研究課題

研究課題/領域番号 24792274
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 矯正・小児系歯学
研究機関東北大学

研究代表者

池内 友子  東北大学, 大学病院, 助教 (30613294)

研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2014-03-31
研究課題ステータス 完了 (2013年度)
配分額 *注記
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2013年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2012年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
キーワード歯の発生
研究概要

我々は自然免疫機構で重要な分子であるTLR(Toll-like receptor)、NLR(Nod-like receptor)が、歯の発生過程や歯原性細胞株に発現していることを見出した。本研究は、自然免疫関連分子が歯の発生過程で歯胚に発現していることに着目し、自然免疫関連分子の歯の発生における役割と発生歯胚における自然免疫機構の解明を目的とした。
我々は具体的に2つの研究項目を提示した。1.TLRとNLRの歯の発生における発現パターンの同定と機能解析、2.TLRとNLRの活性化による歯の細胞の免疫反応の解析である。
・マウス歯胚で自然免疫分子の発現パターンの解析
歯胚における自然免疫分子TLR 、NLR分子の発現を免疫染色で組織学的に比較、解析、または胎生14.5週齢または17.5週齢マウス歯胚からRNAを抽出し、歯胚発生過程でのTLR、NLR分子群の発現パターンを解析したところNOD1とNOD2の発現がRT-PCRにて確認された。また、ラット由来歯原性上皮細胞株における自然免疫分子の発現を解析したところ、この細胞でもTLR3、TLR4、TLR6、NOD1とNOD2の発現がRT-PCRにて確認された。
・細菌に対する免疫応答の解析(TLR、NLRリガンドが歯原性細胞分化に及ぶ影響の検討)
TLR3、TLR4、TLR6 、NOD1そしてNOD2のリガンドによる刺激の有無の歯原性細胞の分化に対する影響を検討した。HAT-7細胞ではエナメル質形成に重要であるエナメル質マトリックスタンパクであるアメロジェニン、エナメリンの発現を、mDP6細胞では象牙質形成に重要な象牙質マトリックスタンパクであるDSPP、タイプIコラーゲンなどの発現をRT-PCRにて現在解析を行った。

報告書

(2件)
  • 2013 実績報告書
  • 2012 実施状況報告書

URL: 

公開日: 2013-05-31   更新日: 2019-07-29  

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