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健全エナメル質フッ素化度測定による新たなカリエスリスク判定基準の開発

研究課題

研究課題/領域番号 24792312
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 矯正・小児系歯学
研究機関日本歯科大学

研究代表者

名生 幸恵 (割田幸恵 / 割田 幸恵)  日本歯科大学, 生命歯学部, 講師 (50386257)

研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2013年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2012年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
キーワードフッ素化アパタイト / カリエスリスク判定 / エナメル質 / 光学的検索
研究成果の概要

本研究は、小児歯科臨床で望まれる「最小の介入で最大の効果を上げる過不足ないフッ化物による予防的対応」を行うために、フッ化物応用によって得られた健全エナメル質の耐酸性を光学的探索法で定量することを目的としている。pHサイクル下で耐酸性を付与した牛歯エナメル質表面に対するデジタルカメラ付光学的齲蝕診断システム(QLF-D BiluminatorTM)による探索は有効であることが示唆された。また、本研究における光学的探索にヒト乳歯エナメル質の代替材料として人工アパタイト材料は適さなかった。

研究成果の学術的意義や社会的意義

齲蝕も酸蝕も生活習慣病として予防できるという知見が広まりつつある一方、現在、カリエスリスク診断による恩恵を受けることなく治療が必要な発症のときまで診断を待つという我が国の現状は憂慮すべき事態である。小児期の口腔内で遭遇する再石灰化可能な歯質脱灰層は可逆的であり、これらの現象が非可逆的な疾病として診断される前、すなわち目に見えないうちに、本研究に基づき新たに開発される健全歯面診断用光学機器により、非侵襲的に適正なフッ化物応用の必要性が瞬時に判定されることが低年齢から日常的になれば、「歯科治療」未経験の子どもたちを増加させ、ひいては国民全体の口腔内に健康をもたらすと考えている。

報告書

(8件)
  • 2018 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2017 実施状況報告書
  • 2016 実施状況報告書
  • 2015 実施状況報告書
  • 2014 実施状況報告書
  • 2013 実施状況報告書
  • 2012 実施状況報告書

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公開日: 2013-05-31   更新日: 2020-03-30  

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