• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

バイオフィードバックを応用した摂食・嚥下障害患者における咀嚼訓練方法の確立

研究課題

研究課題/領域番号 24792319
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 矯正・小児系歯学
研究機関福岡歯科大学

研究代表者

成冨 雅則  福岡歯科大学, 歯学部, 助教 (50465746)

研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2014-03-31
研究課題ステータス 中途終了 (2012年度)
配分額 *注記
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2014年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2013年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2012年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
キーワード摂食障害 / 口唇閉鎖機能 / 咀嚼訓練 / モーションキャプチャーシステム / 咀嚼
研究概要

本研究では、視覚からのバイオフィードバックを応用した咀嚼時の口唇閉鎖機能の訓練方法を確立することを目的とする。この様な方法を確立することによって、患者は目標とする運動を的確に行えているか否かを確認しながら行うことができ、効果的な訓練法であると考えられる。このことは訓練に対する患者のモチベーションの向上、さらには患者のQOLの向上につながり、広く臨床にも貢献するものと考えられる。咀嚼時の顔面動作は個々の所有する顔面の骨格、筋をはじめ、歯列や咬合の影響を大きく受ける。すなわち、硬組織と軟組織のハーモニーによって多種多様な表情が生まれるものと考える。このことから、本研究では正常咬合を有する者、摂食・嚥下障害を有する者、ひとりひとりの顔面動作を計測することが必要で、臨床データの収集が不可欠である。まずは正常咬合者を対象として、計測を行った。試験食品として市販の咀嚼後に飲み込んで良いガムを用い、咀嚼時における個体差によるばらつきを抑えるために、生理的咀嚼リズムに近い毎秒1.25ストロークのリズムでメトロノームの音に合わせて咀嚼を行う様に指示し、計測を行う前にガムを1分間自由咀嚼し十分軟化させた後、正面±30°の方向に設置した2台のCCDカメラを用いたモーションキャプチャシステムにより、慣性咀嚼側での咀嚼運動時の口唇の動きの測定を行った。上記のデータをもとに、正常咬合者における咀嚼時の口唇の動きを分析し、各計測点の表示方法や、マーカーの軌跡の表示時間等、咀嚼時の口唇の動きをより把握しやすいデータの表示法を検討した。

報告書

(2件)
  • 2013 実績報告書
  • 2012 実施状況報告書

URL: 

公開日: 2013-05-31   更新日: 2019-07-29  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi