研究概要 |
脂肪細胞とマクロファージを共培養を行った。数時間ごとのタイムコースを設定し、共培養したLPS刺激有無の脂肪細胞のmiRNAを回収し、マイクロアレイ法を用いてmiRNA発現を解析した。先行研究で明らかにした実験系から得られたDNAマイクロアレイデータ(Yamashita A.et al., Int J Obese.,2008)と今回の結果を照らし合わせ、産生性に著明な変化があったmiRNAの中から血管病変やインスリン抵抗性に関連するmiRNAを抽出した。LPS刺激下のマクロファージと共培養した脂肪細胞では,主に炎症,代謝,そして血管病変に関与するmiRNA群の増減があった。
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