研究課題/領域番号 |
24792372
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
社会系歯学
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研究機関 | 東京歯科大学 |
研究代表者 |
菊池 有一郎 東京歯科大学, 歯学部, 助教 (30410418)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2013年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2012年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 歯周病原細菌 / Porphyromonas gingivalis / シグマ因子 / ECFシグマ因子 / 転写因子 / 環境ストレス / バイオフィルム / 遺伝子挿入変異株 / 変異株 |
研究概要 |
歯周病原細菌Porphyromonas gingivalisは6種のECFシグマ因子を保有する。本研究では、それぞれのECFシグマ因子の変異株を作製し、病原性との関わりについて検討した。その結果、Rgp, Kgp活性はPG0162(PGN_0274)変異株にて顕著に減少した。阻止円形成法の結果、PG1827(PGN_1740)変異株にて酸化ストレスに対する感受性が顕著に増加した。また、PG0162(PGN_0274), PG1827(PGN_1740)変異株はバイオフィルム形成の増加を認めた。よって、P. gingivalisの病原性発現にECFシグマ因子は重要な役割を果たすことが示唆された。
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