研究課題/領域番号 |
24792479
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
臨床看護学
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研究機関 | 久留米大学 |
研究代表者 |
草場 知子 久留米大学, 医学部, 講師 (60368967)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2014年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2013年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2012年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 早期関節リウマチ / 自己管理行動 / リウマチケア看護師 / 関節リウマチ / 早期 / 自己管理 / 看護師 / 発症早期 / 自己管理能力 / 看護学 / リハビリテーション |
研究成果の概要 |
本研究は、発症早期にある関節リウマチ(以下RAと略す)患者の自己管理行動能力を育成するための支援システムの構築に向けて示唆を得ることを目的に行った。発症1年未満の早期RA患者を対象に面接調査・質問紙調査を実施し、自己管理に対する認識や行動の実態および心理状態について明らかにした。さらに、日本リウマチ財団の登録リウマチケア看護師制度に登録している看護師(以下、リウマチケア看護師)を対象に質問紙調査を実施し、早期RA患者及び家族に対する支援の実態とリウマチケア看護師が抱える困難感及び今後の課題について明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
RAは発症後2年以内に関節破壊が最も急速に進行することが報告されており、RAの早期診断・早期治療が重要となる。近年のRAの治療体系の変化に伴い、2010年に日本リウマチ財団の登録リウマチケア看護師制度が発足し10年となるが、これまでに早期RA患者・家族に対する看護支援の実態について明らかにした研究はなかった。本研究により、発症早期のRA患者・家族が早期から適切な自己管理行動を遂行できるようにするための支援の方法や課題を見出すことができたことは、今後のリウマチケアの質の向上につながると考える。
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