研究課題/領域番号 |
24792480
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
生涯発達看護学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
井上 由紀子 東北大学, 大学病院, 助手 (20596100)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2014年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2013年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2012年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 発達障害 / 子供 / 意思尊重 / 家族 / 子ども / 養育者 / 意思決定支援 / ガイドライン |
研究成果の概要 |
医療者が使用する子供と家族の意思決定支援のガイドラインを作成した。ガイドラインは,子供と家族,看護師,医師へのインタビュー調査を行い,小児看護専門看護師の意見も含め作成した。 臨床現場で看護師に子供と家族の日々のケアで試用してもらったところ,子供や養育者から療養や日常生活に関する語りなどの反応を得ており,ガイドラインの使用が効果的であることが示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
子供の多くは医療のなかでは患者は医師の指示に従うものと考えていた。これは,子供の主体性が尊重されていない状況とも考えられるが,子供達が医療の場で自身が主体的に医療を受ける権利があることや重要性の認識の薄さや理解していないことの現れともいえる。医療者は子供にも十分な情報提供を行うとともに、主体的に医療を受けることの重要性を伝える支援が示唆された。 これらのことをもとに,作成した子供と家族の意思を尊重するために作成した支援ツールは外来通院や療養生活での継続的支援を考える上で有効であることが示唆された。
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