研究課題
若手研究(B)
本研究目的は、双子のひとりが障がいを有する母親の双子の親になる体験を記述し、その体験を表す概念モデルを創出することである。面接調査法により得られたデータを質的帰納的に分析した。その結果、双子のひとりが障がいを有する母親の双子の親になる体験が明らかとなり、強い衝撃や申し訳なさ、将来への不安を感じながらも、それらの思いに折り合いをつけ、一方の子の疾患に対する双子一人ひとりの影響を考慮しながら、双子一人ひとりへのかかわりの工夫を行い、子の成長の実感や自分自身の双子一人ひとりのかかわりへの自信を得ている過程が示された。
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