広汎性発達障害の子どもと家族へのＦａｍｉｌｙＰｒｏｂｌｅｍＳｏｌｖｉｎｇの検討

• 研究課題/領域番号: 24792495
• 研究種目: 若手研究(B)
• 配分区分: 基金
• 研究分野: 生涯発達看護学
• 研究機関: 大阪大学
• 研究代表者: 奥野 裕子 大阪大学, 連合小児発達学研究科, 講師 (40586377)
• 研究期間 (年度): 2012-04-01 – 2015-03-31
• 研究課題ステータス: 完了 (2014年度)
• 配分額: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円); 2013年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円); 2012年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
• キーワード: 自閉症 / 問題解決 / 家族支援 / ペアトレ / 親子 / 発達障害 / 自閉症スペクトラム障害

研究成果の概要

高機能広汎性障害と診断された子どもとその両親も合わせた家族に対し、Family Problem-Solving Training(FPST)を実施し、FPST前後の子どもへのアンケート「対人的自己効力感尺度」「ストレスコーピング尺度：Stress Coping Scales：SC-S」、両親に対する「家族の自信度アンケート」「子どもの行動チェックリスト(Child Behavior Checklist; CBCL)」「ソーシャルスキル尺度(Social Skill scale)」「対人応答性尺度(Social Responsiveness Scale :SRS)」を指標にその有用性を検討する。

研究成果

• [雑誌論文] 大阪府堺市における4・5歳児発達相談事業後の支援として 短縮型ペアレント・トレーニング(堺市版)の試み (2014)
  • 著者名/発表者名: 奥野 裕子, 加藤 久美, 山本 知加, 村田 絵美, 福田 祥子, 松嵜 順子, 富永 康仁, 平田 郁子, 橘 雅弥, 酒井 佐枝子, 毛利 育子, 鳫野 雪保, 谷池 雅子
  • 雑誌名: 小児保健研究 巻: 73 ページ: 88-95
  • NAID: 40019964634
  • 査読あり / オープンアクセス / 謝辞記載あり
• [雑誌論文] Broad Autism Phenotype Questionnaire日本語版(BAPQ-J)の妥当性と信頼性の検討 (2014)
  • 著者名/発表者名: 酒井 佐枝子, 和田 奈緒子, 奥野 裕子, 辰巳 愛香, 山本 知加, 吉崎 亜里香
  • 雑誌名: 臨床精神医学 巻: 43 ページ: 1181-1190
  • NAID: 40020171488
  • 査読あり / 謝辞記載あり
• [雑誌論文] Correlations between the Broad Autism Phenotype and social cognition among mothers of children with Autism Spectrum Disorder (2014)
  • 著者名/発表者名: Hasegawa Kyoko , Sakai Saeko , Okuno Hiroko
  • 雑誌名: The Japanese journal of research on emotions 巻: 21 ページ: 143-155
  • NAID: 130004953098
  • 査読あり / 謝辞記載あり
• [雑誌論文] 大阪府堺市における4・5歳児発達相談事業後の支援として―短縮型ペアレントトレーニング（堺市版）の試み― (2014)
  • 著者名/発表者名: 奥野裕子、
  • 雑誌名: 小児保健研究 巻: 73 ページ: 88-95
  • NAID: 40019964634
  • 査読あり
• [雑誌論文] 広汎性発達障害に対するペアレントトレーニング［少人数・短縮型］の有効性に関する研究 (2013)
  • 著者名/発表者名: 奥野裕子、永井利三郎、毛利育子、吉崎亜里香、山本知加、酒井佐枝子、岩坂英巳 谷池雅子
  • 雑誌名: 日本小児神経学会 脳と発達 巻: 45（1） ページ: 26-32
  • NAID: 10031145472
  • 査読あり
• [雑誌論文] 子どもの発達と心の問題Ｑ＆Ａ－健診から思春期までの評価と指導の実際―Ｑ22ペアレントトレーニング (2012)
  • 著者名/発表者名: 奥野裕子、永井利三郎、谷池雅子
  • 雑誌名: 小児科科学レクチャー 巻: 2巻6号 ページ: 1325-1325
• [雑誌論文] 注意欠陥多動性障害をもつ子どもの母親への訪問看護指導におけるペアレントトレーニングの影響 (2012)
  • 著者名/発表者名: 奥野裕子、荒木田美香子、永井利三郎、奥野正景
  • 雑誌名: 日本発達障害研究 巻: 34巻2号 ページ: 179-193
  • 査読あり
• [学会発表] 発達障害児の親へのペアレントトレーニング (2014)
  • 著者名/発表者名: 奥野裕子 荒木田美香子、毛利栄子
  • 学会等名: 日本家族看護学会
  • 発表場所: 岡山
  • 年月日: 2014-08-10
  • 招待講演
• [学会発表] Perceptions in mothers of children with pervasive developmental disorders after modified parent training (2012)
  • 著者名/発表者名: Hiroko Okuno, Toshisaburo Nagai, Arika Yoshizaki, Tomoka Yamamoto, Saeko Sakai, Ikuko Mohri, Hidemi Iwasaka, Masako Taniike
  • 学会等名: 12th International Child Neurology Congress and the 11th Asian and Oceanian Congress of child Neurology Brisbane,Australia
  • 発表場所: ブリスベンコンベンション＆エキシビションセンター,Brisbane,Australia
• [学会発表] 大阪府堺市における4、5歳児相談事業後の支援として養育者勉強会：ペアレントトレーニング（短縮型・堺市版）の試み (2012)
  • 著者名/発表者名: 奥野裕子、福田祥子、毛利育子、富永康仁、酒井佐枝子、雁野雪保、谷池雅子
  • 学会等名: 第59回日本小児保健協会学術集会
  • 発表場所: 岡山コンベンションセンター（岡山県）
• [学会発表] 自閉症スペクトラム障害児のソーシャルスキルトレーニングに並行した家族へのグループトレーニングの有効性の検討 ―家族の関係性に顕著な変化がみられた2事例を通して― (2012)
  • 著者名/発表者名: 奥野 裕子、山本 知加、辰巳 愛香、吉崎 亜里香、酒井 佐枝子、毛利育子
  • 学会等名: 第53回日本児童青年精神医学会総会
  • 発表場所: 都市センターホテル（東京都）
• [学会発表] ・高機能広汎性発達障害児のソーシャルスキルトレーニングに並行した家族への心理教育の有効性の検討-2年間の実施結果- (2012)
  • 著者名/発表者名: 奥野裕子、山本知加、辰巳愛香、吉崎亜里香、酒井佐枝子、毛利育子、谷池雅子
  • 学会等名: 第54回日本小児神経学会総会
  • 発表場所: ロイトン札幌（北海道）
• [図書] 第7章 広汎性発達障害のペアレントトレーニング、発達障害のペアレント・トレーニング実践テキスト (2012)
  • 著者名/発表者名: 奥野裕子 監修；岩坂英巳
  • 総ページ数: 20
  • 出版者: じほう