研究課題/領域番号 |
24792506
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
生涯発達看護学
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研究機関 | 長野県看護大学 |
研究代表者 |
赤羽 洋子 長野県看護大学, 看護学部, その他 (50405122)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
中途終了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2014年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2013年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2012年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | フットケア / 妊婦 / 循環改善 |
研究実績の概要 |
平成27年度はプレテストを行った. プレテストの協力者は年齢29歳から40歳,妊娠週数は29週4日から35週5日までの妊婦3名であった.足の主訴は冷ええとむくみによるだるさであった. フットケアプログラム実施中のCTG所見では,胎児は元気であり子宮収縮は出現しないもしくは1回の出現であった. フットケアプログラムの構成時間は10分間の足浴の後,足のマッサージに18分前後かかり予定より4分ほど延長となったが,3名が「ちょうどよい」と回答していた.足浴の時間および湯の温度は3名が「ちょうどよい」と回答していた.マッサージの回数と強さは3名が「ちょうどよい」と回答していた.マッサージをして気持ちがよかった部位は「ふくらはぎ,足の甲,足の裏,足の指」と回答していた.足浴中の体位は,3名が「楽だった」と回答した.マッサージ中の体位は,2名は「楽だった」と回答し,1名は「どちらともいえない」であった. 評価項目である脈拍と血圧は,実施前後の脈拍と血圧に変化は見られなかった.ふくらはぎ周囲径は3名の平均値で腓骨頭下10㎝と外果上10㎝では周囲径が減少した.ふくらはぎ筋硬度は3名のばらつきが大きく実施後の値が上昇していた.気分評価は2名は実施後に気分が改善され,1名は不変であった.実施翌日では改善が維持されている妊婦,実施前に戻る妊婦,不変の妊婦がいた.足の評価は2名は実施後には自覚する症状が改善され,実施翌日まで持続している傾向にあり,1名は不変であった.皮膚の深部温度は1名は実施前から深部温度が明らかに上昇していた.2名はフットケアにより実施直後からわずかに上昇したが,実施前後での皮膚温度の変化は認められなかった.皮膚血流は実施前より血流量が不変の妊婦,一時的な上昇は認められたが実施後5分から低下した妊婦,低下した妊婦がいた.睡眠は実施当日朝と翌日朝で明らかな変化は認められなかった.
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