研究課題/領域番号 |
24810014
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
量子ビーム科学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
増田 亮 京都大学, 原子炉実験所, 研究員 (50455292)
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研究期間 (年度) |
2012-08-31 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2013年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2012年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 放射光 / メスバウアー分光 / 核共鳴散乱 / ネオジム / イッテルビウム / 希土類 |
研究概要 |
ネオジム及びイッテルビウムを用いた放射光メスバウアー吸収分光法のための測定系の開発に取り組んだ。メスバウアー分光法は原子核を利用した電子状態の調査法であり、物質の元素ごとの電子状態を調べることができる。ネオジムもイッテルビウムもレアアースであり、磁石材料などに使われる重要な物質でありながら、従来の同位体線源を使うメスバウアー分光法では線源の調製に難があった。線源に放射光を用いることでこの問題を解決すべく、放射光用にさまざまな測定系開発を行い、イッテルビウムの放射光メスバウアー吸収分光での強度の大幅増大に成功した。ネオジムについては測定強度の評価を行い、毎秒1.5カウント程度の強度が実現できた。
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