研究課題/領域番号 |
24820009
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
思想史
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
近藤 洋平 東京大学, 総合文化研究科, 特任助教 (20634140)
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研究期間 (年度) |
2012-08-31 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2012年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 思想史 / イスラーム / イバード派 / 神学 / 法学 / 人間関係論 / 宗教学 / イスラム学 / 宗教社会学 / 改宗とコミットメント |
研究概要 |
本研究は、イスラームの一宗派であるイバード派における人間関係論の形成と展開、ならびにその思想の特徴の究明を試みた。作業にあたっては、西暦8世紀から12世紀に活動したオマーンのイバード派の著作を取り上げ、同派における人間関係論の鍵概念である「関わりを持つこと」(ワラーヤ)、「関わりを絶つこと」(バラーア)、そして「判断を停止すること」(ウクーフ)という各概念について考察するとともに、これら諸概念と関係の深い議論である、共同体への入信とコミットメント、信徒による犯罪の問題、そして指導者と臣民との関係についての議論などを分析した。
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