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文化史としての楽器開発--20世紀前半フランスの電子楽器を事例として

研究課題

研究課題/領域番号 24820016
研究種目

研究活動スタート支援

配分区分補助金
研究分野 芸術学・芸術史・芸術一般
研究機関東京藝術大学

研究代表者

大矢 素子  東京藝術大学, 大学院音楽研究科, 研究員 (40632253)

研究期間 (年度) 2012-08-31 – 2014-03-31
研究課題ステータス 完了 (2013年度)
配分額 *注記
1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2013年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2012年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
キーワード楽器学 / 美学 / 電子楽器
研究概要

以上の研究から,20世紀前半フランスの新楽器製作を推進した文化的背景として,先端科学技術を用いた合理性の追求が存在したことが明らかになった.例えば,奏法の合理化は,演奏に伴う技術的条件を科学技術によって均質化し,獲得された時間をより高次の目的に使用するという目的を伴っており,この合理化のイデオロギーは,ベルトランやジヴレなど同時代の新楽器開発者たちが行ったインターフェース及び奏法の工夫といった,個々の事例に現れている.電子楽器開発は,技術の分野のみならず,音楽という文化的領域においてすら「進歩」(Gratia 1928)を可能にする,夢のような道具としての期待を受けていたのである.

報告書

(3件)
  • 2013 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2012 実績報告書
  • 研究成果

    (5件)

すべて 2012 その他

すべて 学会発表 (4件) 図書 (1件)

  • [学会発表] 「人間機械」と自動演奏楽器――20世紀前半フランスを一例に2012

    • 著者名/発表者名
      大矢素子
    • 学会等名
      日本音楽学会東日本支部第13回定例研究会
    • 発表場所
      東京音楽大学 (口頭発表,査読有)
    • 年月日
      2012-12-08
    • 関連する報告書
      2013 研究成果報告書
  • [学会発表] 新楽器開発と先端科学――20世紀前半フランスを一例に2012

    • 著者名/発表者名
      大矢素子
    • 学会等名
      日本音楽学会第63回全国大会
    • 発表場所
      西本願寺聞法会館 (口頭発表,査読有)
    • 年月日
      2012-11-24
    • 関連する報告書
      2013 研究成果報告書
  • [学会発表] 新楽器開発と先端科学--20世紀前半フランスを一例に

    • 著者名/発表者名
      大矢素子
    • 学会等名
      日本音楽学会第63回全国大会
    • 発表場所
      西本願寺聞法会館
    • 関連する報告書
      2012 実績報告書
  • [学会発表] 「人間機械」と自動演奏楽器--20世紀前半フランスを一例に

    • 著者名/発表者名
      大矢素子
    • 学会等名
      日本音楽学会東日本支部第13回定例研究会
    • 発表場所
      東京音楽大学
    • 関連する報告書
      2012 実績報告書
  • [図書] オンド・マルトノの開発史とその作品――コンテクストから読み解く電子楽器2012

    • 著者名/発表者名
      大矢素子
    • 総ページ数
      137
    • 出版者
      コンテンツワークス出版
    • 関連する報告書
      2013 研究成果報告書

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公開日: 2012-11-27   更新日: 2019-07-29  

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