研究課題/領域番号 |
24820030
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
東洋史
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
太田 淳 広島大学, 文学研究科, 准教授 (50634375)
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研究期間 (年度) |
2012-08-31 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2013年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2012年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | マレー海域 / 貿易 / 海賊 / 移民 / 国際研究者興隆 / カナダ / オーストラリア / 植民地国家 |
研究概要 |
1760-1840年代のマレー海域は独立王国の末期と植民地時代の初期にあたり、これまでは衰退と混乱の時代と考えられて来た。しかし、国家ではなく、ヒトとモノの移動に着目するならば、この時期は特に中国市場と結びついた貿易が活発化し、それに伴って移民がさかんに行われた、活力に満ちた時代であったことが確かめられた。輸出産物の主軸がそれまでの限られた希少産品から、海産物・森林産物といった消費産品に移ったことから、より広い社会が世界市場と結びつき、市場志向化した。このような変化を、ヨーロピアン・インパクトに拠るのではない一種の近代化と捉えることが可能であろう。
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