研究課題/領域番号 |
24820042
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
西洋史
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研究機関 | 駒澤大学 |
研究代表者 |
高田 良太 駒澤大学, 文学部, 講師 (80632067)
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研究期間 (年度) |
2012-08-31 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2013年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2012年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 地中海史 / イタリア史 / ヴェネツィア / ビザンツ / クレタ島 / 共生社会 / クレタ / 中世地中海 / 異文化共生 / 紛争史 / ビザンツ帝国 / 異文化コミュニケーション / セグレゲーション |
研究概要 |
クレタ島では、13世紀から17世紀までの長きにわたってヴェネツィアが、ギリシア系住民を支配する状況が続いた。そうした支配=被支配の関係の構築プロセスを1300年前後の政治・社会的状況に基づいて考察し、以下の2点を明らかにした。 一点目は、クレタ島の旧宗主国であるビザンツと、クレタとの関係の変化である。ビザンツは島内のギリシア系住民とのコネクションを保ちつつ、ヴェネツィアのクレタ領有を認める方策をとった。 二点目は、島内の変化である。13世紀末に台頭したギリシア系有力者のアレクシオス・カレルギスの介在によって、ギリシア系住民にヴェネツィアの意図する支配が理解され、平和が構築されることになった。
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