研究課題
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本研究は、1990年代以降の日本経済の長期低迷の原因とも指摘された、いわゆる「ゾンビ企業(金融支援を受けて存続している企業)」の発生・復活の実態とその影響について実証的に分析・考察した。その結果、(1)ゾンビ企業の多くは2000年代前半に復活したが、リストラに依存した縮小均衡であったこと、(2)その傍ら「優良企業」の側の投資行動には、ゾンビ企業の復活後も企業統治要因と関連した過小投資・過大投資の共存など固有の歪みがあったことを示し、それぞれがマクロ経済の本格回復の妨げとなった可能性を指摘した。
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すべて 雑誌論文 (5件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (4件)
経済研究
巻: Vol.65, No.3
120005822941
Global Journal of Economics
巻: 2, No. 2 号: 02 ページ: 1350007-1350025
10.1142/s2251361213500079
花崎正晴・大瀧雅之・隋清遠編著『金融システムと金融規制の経済分析』
巻: (図書所収論文) ページ: 193-218
花崎正晴・大瀧雅之・隋清遠編著『金融システムと金融規制の経済分析』(図書所収論文)
巻: -
日経研月報
巻: 11月号 ページ: 2-11