研究課題
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弱視患者の輝度コントラスト検出閾を3つの異なる刺激呈示条件の間で比較した。一方の眼を遮蔽した状態での単眼呈示では、左右の眼の間に大きな閾値差は見られなかった。遮蔽なしの単眼呈示では、刺激呈示領域の枠線は両眼に見えていたが、刺激は一方の眼からしか見えなかった。この観察条件では、弱視眼において若干の閾値上昇があった。左右の眼に異なる刺激が呈示される両眼分離呈示条件では、弱視眼でも検出が可能なグループと不可能なグループの2つに大別できた。これは弱視症状の重さを反映していると考えられるが、グループ間の病歴の違いを分析することで弱視のメカニズムについての示唆を得ることができるだろう。
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すべて 雑誌論文 (2件) 学会発表 (10件) (うち招待講演 3件) 備考 (1件)
Journal of Vision
巻: 12 (2): 14 ページ: 1-13
Optometry
巻: 83 (2) ページ: 87-94
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