研究課題/領域番号 |
24830126
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
臨床心理学
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研究機関 | 独立行政法人国立がん研究センター |
研究代表者 |
吉田 沙蘭 独立行政法人国立がん研究センター, がん対策情報センター, 心理療法士 (70636331)
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研究期間 (年度) |
2012-08-31 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2012年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 小児がん / 家族 / 心理社会的支援 / コミュニケーション |
研究概要 |
小児がん患児の終末期には、病状説明等のコミュニケーションに関する支援ニーズが高い。本研究では終末期におけるコミュニケーション(EOLd)の現状把握を目的とし、医療者対象の調査を実施した。 その結果、病名については小学校低学年でも6割の医師が伝えているのに対し、死が近いことについては高校生の場合でも2割程度しか伝えられていないことが明らかとなった。また成人の場合と異なり、伝えなければならない理由がない、患児の理解力に限界がある等の理由から、EOLdが主に家族との間でもたれていることが示された。こうした負担を軽減することで、家族との間での良好なコミュニケーションが促進されることが期待される。
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