研究課題
研究活動スタート支援
本研究では、雷放電と超高層放電による対流圏・電離圏間の電磁結合をグローバルに解明することを目的として、衛星光学データと地上電磁波データを用いた解析を行った。その結果、衛星光学観測によって雷放電の電気的性質を導出する新手法の開発に成功し、この技術を用いて地球スケールでの現象解明が可能となった。本研究で得られた結果は、陸域に比べて海域で雷放電のピーク電流値とエルブスの発生頻度が高いこと、また低緯度に比べて中緯度で、雷放電が連続電流を有しやすくスプライトの発生確率が高いことを示し、雷・超高層放電の結合関係に地域依存性があることを初めて示すものとなった。
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すべて 雑誌論文 (5件) (うち査読あり 3件) 学会発表 (20件) (うち招待講演 4件)
Radio Science
巻: 49 号: 1 ページ: 36-43
10.1002/2013rs005288
第27回大気圏シンポジウム講演集
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早稲田大学高等研究所紀要
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120005300829