研究課題/領域番号 |
24850004
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
物理化学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
生井 飛鳥 東京大学, 理学(系)研究科(研究院), 助教 (40632435)
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研究期間 (年度) |
2012-08-31 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2012年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 金属酸化物 / ナノ微粒子 / 高周波特性 / 磁性材料 / ミリ波 / セラミックス / ナノ材料 |
研究概要 |
本研究課題では、高性能ミリ波吸収材料の創製を目的として、ミリ波吸収周波数の広域制御を狙い、化学的合成法を用いた磁性ナノ粒子の開発を行った。ゾルゲル法など化学的な金属酸化物ナノ粒子合成法により合成を行い、得られた試料の形態観察、結晶構造解析、磁気特性および電磁波吸収特性の評価を行った。得られた試料の中でも斜方晶三酸化二鉄の金属置換試料は、室温で大きな磁気ヒステリシスを示し、2テスラを超える室温保磁力を示した。ミリ波吸収特性を調べたところ、0.2テラヘルツを超える高周波ミリ波領域に電磁波吸収特性を有することが観測された。磁気異方性制御により、電磁波吸収の高周波化が実現できたと考えられる。
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