ポストシンセシス法を用いた新規水酸化物イオン伝導体の開発

• 研究課題/領域番号: 24850013
• 研究種目: 研究活動スタート支援
• 配分区分: 補助金
• 研究分野: 無機化学
• 研究機関: 九州大学
• 研究代表者: 貞清 正彰 九州大学, カーボンニュートラル・エネルギー国際研究所, 助教 (40635885)
• 研究期間 (年度): 2012-08-31 – 2014-03-31
• 研究課題ステータス: 完了 (2013年度)
• 配分額: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円); 2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円); 2012年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
• キーワード: イオン伝導体 / 配位高分子

研究概要

本研究により、配位高分子を用いた水酸化物イオン伝導体の作製方法が初めて開発された。耐性に優れたZIF-8を母骨格として用い、疎水性相互作用によりアルキルアンモニウムを包摂する手法を適応し、水酸化物イオンを細孔内に導入する方法を確立した。水酸化物イオンを導入したZIF-8においてイオン伝導性の発現を観測した。

研究成果

• [雑誌論文] Design and Synthesis of Hydroxide Ion-Conductive Metal–Organic Frameworks Based on Salt Inclusion (2014)
  • 著者名/発表者名: M. Sadakiyo, H. Kasai, K. Kato, M. Takata, M. Yamauchi
  • 雑誌名: J. Am. Chem. Soc 巻: 136 号: 5 ページ: 1702-1705
  • DOI: 10.1021/ja410368j
  • 査読あり
• [学会発表] 塩包接を用いた水酸化物イオン伝導性配位高分子の設計と合成 (2014)
  • 著者名/発表者名: 貞清正彰、笠井秀隆、加藤健一、高田昌樹、山内美穂
  • 学会等名: 日本化学会第94回春季年会
  • 発表場所: 名古屋
  • 年月日: 2014-03-28
• [学会発表] A Design for Hydroxide Ion Conductive Metal–Organic Frameworks (2013)
  • 著者名/発表者名: Masaaki Sadakiyo, Miho Yamauchi, Kenichi Kato, Hidetaka Kasai, Masaki Takata
  • 学会等名: 4th Asian Conference on Coordination Chemistry (ACCC-4)
  • 発表場所: Jeju, Korea
  • 年月日: 2013-11-06
• [学会発表] アルキルアンモニウム塩を包摂した配位高分子の合成とイオン伝導特性 (2013)
  • 著者名/発表者名: 貞清正彰、山内美穂、笠井秀隆、加藤健一、高田昌樹、有川英一、竹口竜弥
  • 学会等名: 第63回錯体化学討論会
  • 発表場所: 沖縄
  • 年月日: 2013-11-02
• [学会発表] アルキルアンモニウム塩を包摂した配位高分子の合成とイオン伝導性 (2013)
  • 著者名/発表者名: 貞清正彰、山内美穂、笠井秀隆、加藤健一、高田昌樹、有川英一、竹口竜弥
  • 学会等名: 第7回分子科学討論会
  • 発表場所: 京都
  • 年月日: 2013-09-24
• [学会発表] Design and Synthesis of Novel Hydroxide Ion Conductors Constructed with Metal-Organic Frameworks (2013)
  • 著者名/発表者名: Masaaki Sadakiyo, Miho Yamauchi, Kenichi Kato, Hidetaka Kasai, Masaki Takata, Hidekazu Arikawa, Tatsuya Takeguchi
  • 学会等名: 1st International Symposium on Chemical Energy Conversion Processes
  • 発表場所: Fukuoka, Japan
  • 年月日: 2013-06-12
• [学会発表] 塩基性ゲストを細孔内に導入した配位高分子の合成と物性 (2013)
  • 著者名/発表者名: 貞清正彰、山内美穂、笠井秀隆、加藤健一、高田昌樹
  • 学会等名: 日本化学会第93回春季年会
  • 発表場所: 滋賀
  • 年月日: 2013-03-22
• [学会発表] 塩基性ゲストを細孔内に導入した配位高分子の合成と物性 (2013)
  • 著者名/発表者名: 貞清正彰、山内美穂、笠井秀隆、加藤健一、高田昌樹
  • 学会等名: 日本化学会第93回春季年会
  • 発表場所: 立命館大学びわこ・くさつキャンパス
• [学会発表] Design and Synthesis of Novel Hydroxide Ion Conductors Constructed with Metal-Organic Frameworks
  • 著者名/発表者名: Masaaki Sadakiyo, Miho Yamauchi, Kenichi Kato, Hidetaka Kasai, Masaki Takata, Hidekazu Arikawa, Tatsuya Takeguchi
  • 学会等名: 1st International Symposium on Chemical Energy Conversion Processes
  • 発表場所: 福岡、日本
• [学会発表] A Design for Hydroxide Ion Conductive Metal–Organic Frameworks
  • 著者名/発表者名: Masaaki Sadakiyo, Miho Yamauchi, Kenichi Kato, Hidetaka Kasai, Masaki Takata
  • 学会等名: 4th Asian Conference on Coordination Chemistry
  • 発表場所: Jeju, Korea
• [学会発表] アルキルアンモニウム塩を包摂した配位高分子の合成とイオン伝導特性
  • 著者名/発表者名: 貞清 正彰、山内 美穂、笠井 秀隆、加藤 健一、高田 昌樹、有川 英一、竹口 竜弥
  • 学会等名: 第63回錯体化学討論会
  • 発表場所: 沖縄、日本
• [学会発表] アルキルアンモニウム塩を包摂した配位高分子の合成とイオン伝導性
  • 著者名/発表者名: 貞清 正彰、山内 美穂、笠井 秀隆、加藤 健一、高田 昌樹、有川 英一、竹口 竜弥
  • 学会等名: 第7回分子科学討論会
  • 発表場所: 京都、日本
• [学会発表] 塩包接を用いた水酸化物イオン伝導性配位高分子の設計と合成
  • 著者名/発表者名: 貞清正彰、笠井秀隆、加藤健一、高田昌樹、山内美穂
  • 学会等名: 日本化学会第94回春季年会
  • 発表場所: 名古屋、日本