研究課題/領域番号 |
24860020
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
構造工学・地震工学・維持管理工学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
水谷 司 東京大学, 工学(系)研究科(研究院), 助教 (10636632)
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研究期間 (年度) |
2012-08-31 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2012年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 動的非線形解析 / 鉄道高架橋 / 計測 / 設計基準 / 電車線柱 / 骨組み構造モデル / 耐震性能評価 / 在来線・新幹線高架橋 / 多点加速度計測システム / GPS / 動的解析アルゴリズムのWEB公開 / MATLAB言語 |
研究概要 |
東北地方太平洋沖地震において鉄道高架橋上に設置された電車線柱が広範囲に渡り倒壊した.高架橋本体の損傷は軽微であったものの,電車線柱の撤去・建て替え等に時間を要したため,新幹線の運行の再開が大幅に遅れた.このことから高架橋本体のみならず既設の電車線柱の耐震性能を的確に把握しておく必要がある.しかし,商用ソフトではさまざまな制約から特殊な非線形性を有する電車線柱の解析は困難である.そこで本研究では,高度にカスタマイズ可能で汎用性のある動的非線形アルゴリズムISASを開発し,その動的解析を行った.その結果,高架橋上の応答と電車線柱の損傷との関係および既存の電車線柱の設計基準の問題点を明らかにした.
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