研究課題/領域番号 |
24860022
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
建築史・意匠
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
白 佐立 東京大学, 教養学部, 助教 (70636571)
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研究期間 (年度) |
2012-08-31 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2012年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 台湾 / 都市住宅 / 生活様式 / 和室 / 建築構法 / 戦後台湾 / 住宅 / 建築構造 / 揚げ床 / 生活習慣 / 揚げ床居室 / 日本統治期 / 鉄筋コンクリート補強煉瓦造 / 建築技術 |
研究概要 |
台湾建築史のみならず台湾史研究全体において、戦前/戦後あるいは日本統治/国民党統治といったように、政治史的時期区分が無批判に適用されてきた。しかし、都市住宅という視点から見れば、こういった単純な二分法では捉えきれない、より複雑な状況が見えてくる。本研究は、台湾史における戦前・戦後史の断絶の克復するため、戦後台湾の都市住宅における日本統治期の建築技術の継承に焦点をあて、その台湾人の生活習慣への影響関係の考察を目的とした。「和室」および「鉄筋コンクリート補強煉瓦造」に着目し、戦前から継承された設え(和室)と建築技術(補強煉瓦造)が、戦後の都市住宅でどのように応用され、また変容したかを明らかにした。
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