研究課題
研究活動スタート支援
骨格筋はエネルギー源として脂肪を利用する赤色筋線維と糖を利用する白色筋線維から構成され、赤色・白色筋線維の組成は骨格筋の代謝特性を決定づける。筋線維の分化には神経支配が重要であるが、マウスにおいては胎盤で作られるセロトニンが胎仔期のセロトニン神経発達に影響する。本研究ではセロトニン合成阻害剤をマウスの胎盤に投与し、出生後のマウスの増体量および骨格筋筋線維構成を検討したが、生後12週齢までの増体量と骨格筋の筋線維型構成に胎盤性セロトニン合成阻害の影響は見られず、胎仔期の胎盤性セロトニン暴露が骨格筋の代謝特性に及ぼす影響は極めて限定的であることが明らかになった。
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すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件)
Okajimas Folia Anat Jpn
巻: 89(2) ページ: 51-6
130004773606
巻: 89(2) ページ: 39-45
130004773604