研究課題/領域番号 |
24870016
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
植物分子生物・生理学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
梶川 昌孝 京都大学, 生命科学研究科, 研究員 (40594437)
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研究期間 (年度) |
2012-08-31 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
採択後辞退 (2013年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2012年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 形質転換 / 外来遺伝子導入 / 微細藻類 / クラミドモナス / アグロバクテリウム |
研究概要 |
クラミドモナスに対する高感染性アグロバクテリウム株の選定と形質転換条件の最適化 クラミドモナス細胞核中の染色体DNAにT-DNAが安定に組み込まれる条件をつきとめるため、以下の諸条件を組み合わせてアグロバクテリウム感染の最適化を試みた。 a, 高感染性アグロバクテリウム菌株の選定 単子葉植物や酵母などアグロバクテリウムの宿主範囲外生物の形質転換で使用されている高感染性(supervirulent)菌株を用いて、安定形質転換体が取得できるかを調べ、最も頻度が高く薬剤耐性能を示す菌株を絞り込んだ。 b, 感染に最適なクラミドモナス株と細胞ステージの決定 クラミドモナスには細胞壁が厚い系統と薄い系統が存在する。細胞壁の厚さが感染効率に影響するかを細胞壁の厚さの異なる3種類の系統(C9、5D、cw-15)を用いて検証した。しかし、細胞壁の有無は薬剤耐性個体の出現頻度に影響を及ぼさなかった。 c, 適切な選抜マーカー遺伝子とアグロバクテリウムの除菌薬剤の選定 クラミドモナスの従来法による形質転換体選抜にはaph7’遺伝子(ハイグロマイシン選抜)、aphVIII 遺伝子(パラモマイシン選抜)、ble遺伝子(ゼオシン選抜)などの選抜システムが使用されている。これらの薬剤選抜系の中でアグロバクテリウム法に適したものを調べるため、各遺伝子発現カセットを既にバイナリーベクターpCAMBIA-1300に組み込み、感染実験に用いた。また、感染後のアグロバクテリウム菌体の除菌に、meropenemやmoxalactamといった新規eta-lactam系抗生物質がクラミドモナスでも効果的であることが示された。
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現在までの達成度 (区分) |
理由
翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。
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