研究課題/領域番号 |
24890011
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
外科系歯学
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
吉川 和人 北海道大学, 大学病院, 助教 (00637267)
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研究期間 (年度) |
2012-08-31 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2012年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | p53 / 口腔扁平上皮癌 / 浸潤 / 転移 / 優性阻害性変異 / GOF / バイオマーカー / 個別化医療 / 口腔癌 |
研究概要 |
本研究ではp53のコドン248に生じた変異R248Q、R248Wがヒト口腔扁平上皮癌細胞の悪性形質発現にどのような役割を果たしているのか検討した。野生型p53の機能を欠くSAS細胞にR248Q、R248W発現ベクターを発現させると、R248Qを発現させたSAS細胞のみに浸潤能、運動能、接着能が増強した。 また、R248Q、R248Wを発現する口腔癌細胞株(HSC-4、Ca9-22)にp53の発現をsiRNAで抑制して同様の実験を行った。p53の発現抑制によりHSC4のみに浸潤能、運動能および接着能は低下した。以上よりR248Q変異p53はヒト口腔癌細胞において高い運動、浸潤能の獲得に働いた。
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